ゴー宣DOJO

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トッキー
2017.11.3 00:50政治・経済

業田良家さんどうしたの?????

門弟メーリングリストに届いた
憂慮の声をご紹介します。


本日、帰宅したら定期購読している
SAPIOが届いていました。
隔月発行になってから
初めての
SAPIOですね。

まだ店頭発売前なので、
詳細は書きませんが
「ゴーマニズム宣言」面白かった
です

この頃まだ多くが謎に包まれていた
清国に対し、生涯をかけて詳細を調査
していた
人がいたことに驚きました。

でもこの現在のSAPIOの中でも最高峰に
面白い「ゴー宣」が、表紙に一切出てきません。
察しはつくかと思いますが、「中国」「韓国」
の表題とともに勇ましい記事の数々
(ツネヒラちゃんも、またあらあら
…という感じで執筆していました)。

極めつけだったのがいつも巻末に
4コマ漫画を書いている業田良家さんです。

国内、海外の政治状況について
書いていますが、国内について書いた
ものは全て
安倍擁護。

ある時点からSAPIOの他の執筆者同様
自民党(安倍政権)寄りだとは思って
いました
が、それでも今まではちょっとは
バランスが取れた書き方を
していた気がします。

それが、今回ばかりは自民党広報誌
みたいな書きっぷりでした。

詳細は見ていただきたいのですが
(皆さん買いますよね!)、
極めつけは
一番最後。

報道では「お前が国難」や
「安倍政治を許さない」という
アンチ安倍の人たちが
書いたプラカードを
掲げたものばかりがテレビで報道され、
そのために今回安倍は
むしろ支持率を
落としたのではないか、その後に
「おい、TBS、偏向報道は犯罪
なんだよ!」
とか、「頑張れ晋三(ハートマーク)」や、
「テレ朝は石器時代のよう
な偏向ヤメろ」
と書いたプラカードを紹介し、
「これがちゃんと報道されていれば
自民が9割の議席を取ったんじゃない?」
と締めくくっていました(それはそれで
怖いとエクスキューズしつつ…)。

安倍擁護の人が掲げていた上記の
プラカードは、木蘭師範からも
紹介されていた、
あの「産経新聞」が
これはよろしくないとカットした映像です。

これを掲げていた人たちを安倍擁護の
コアな人たちだと分かると内閣支持率に
よろしくない、だから枝野氏の演説の
写真に切り替えた。その程度の常識が
産経新聞にもあったという
出来事に使われた写真でした。

だから何度も、これは裏の裏をかいた
皮肉なのか?と思い漫画を何度も再確認
しましたが、やはりマスゴミちゃんと
報道しろ!という内容のようでした。

現実はむしろ逆で、
「安倍政治を許さない」の方に対して
「言っていることは分かる
けど、
そうは言ってもやはり自民党かなぁ」
という人が一定数いてその人達が
自民党に投票したのだと思います。
安倍批判のプラカードがマンネリ化
していたとい
うか。

で、ファナティックな安倍礼賛の
プラカードが地上波で流れよう
ものなら、たちまち
支持率低下に
繋がっていて、幾分でも票を落としていた
可能性は十分にあると
思いました。

そんな最後の最後の常識までどこかに
行ってしまって、みんな賛同するはずだから
あの安倍礼賛のプラカード報道してよ、
と書いている業田氏はどうしちゃったの
だろうと思ってしまいました。

北朝鮮の惨状、チベット民族が
置かれている立場を的確に
漫画にしたすごい人なのに
こんなに簡単に権力にコロッと
やられてしまったのか。
なんか弱みを握られたのか、
会食でもしたのかと思ってしまいました。
同じ人間の作品とは思えませんでした。

もし小林先生がSAPIOを離れられた
場合でも業田さんが今までのスタンスを
そんな
変えなかったら、SAPIOを
チラ見ぐらいはしていいかと思って
いましたが、これで
そんな状況になったら、
あっさりSAPIOを離れるな、と思いました。
(KAWAさん)



北朝鮮やチベットの惨状告発も、
ネトウヨ・自称保守御用達の「アイテム」
になっちゃってるところがありますからねえ。
一度バランスを失うと、
どこまでも行っちゃうのでしょうねえ。

それにしても、表紙・裏表紙合わせて
100ページしかない雑誌のうちの
24ページを
占めている『大東亜論』を
表紙に一切載せず、存在を隠している
ようにしか
見えないという扱いは、
全く納得いきませんねえ。




トッキー

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